【グレード1〜6】BOOKS 教則本(全151ページ)
『コードネーム見たら音階ゾロリ・第1巻』
〜音階と和声の関係と仲良くなる本〜
「コードネーム見たらすぐにフィットする音階が思い浮かぶといいな」
それができると逆に、メロディーに色んなハーモニーも付けられます。
いわゆる「コードブック」って本ありますよね?
それを使ってそのような結果になった人は居ないはず。
フィットする音階を導き出せればメロディー造りの材料になるのに。
コード=和声はスケール=音階から湧き上がります。
逆もまた真なりで、音階は和声から立ちのぼります。
それぞれの組合わせは1通りではなく可能性の広がりがあります。
求める結果をイメージできても技術的準備が無ければ演奏できませんね。
殊に管楽器は調号が増えればどんどん運指が難しくなる仕組みだから、意味合いの理解と「同時に」練習を深めるのが大切。
音階を難なく演奏できればアドリブや作曲ができるわけではない。 旋律の作り方・和声の組み立て方・その繋げ方・ 和声に対して音階内外の各音高が如何に振る舞うか…も勉強せねば。リズム・グルーヴ・スタイルなどについても同じく大切。
本書で紹介する練習は、最低限の技術的準備です。
但し、指を上手に動かすだけでなく、同時に音階と和声の関係を理解できるように工夫してます。
それが解った時、既に指は動くし、耳もついて行けるようになってる。そこが目的です。
(
武田和大)