【グレード3】鍵盤打楽器三重奏
楽器編成:マリンバ、ヴィブラフォン、グロッケン、パーカッション(Sus Cym、Wind Chimes、Kick Bass Drum、Floor Tom)
マリンバとヴィブラフォンのデュオ「ただそのにある木は」を3人で演奏できるようにしてほしいというご要望をいただき、グロッケンを追加して3重奏にしました。
同じ音価やリズムを徐々に変化させていくミニマルミュージックの技法を基本としており、数学的かつ自然的な雰囲気を感じさせる曲です。元々学校から作曲を依頼された作品のため、なるべく学校にある楽器で演奏できるよう使用楽器や音域なども考慮しました。
この曲は「長い時間をかけて大きく成長した一本の木は、時代の変化や人々の移り変わりを数多く経験しながらも何も言わず、そこにあり続ける」というイメージを持っています。
ただそこにある木は…この先の言葉は演奏者、そしてこの曲を聴いた皆様の想像に委ねられています。
(
嶋崎 雄斗)