【グレード1〜6】BOOKS 教則本(全152ページ)
フルート初心者向けの音造りと音階・アルペジオ基礎練のガイド本。
切り口が個性的。サックス奏者の筆者が持替フルートを素早く上達したい四苦八苦の記録。
上達すると忘れがちな初心者ならではの悩み。その記憶が鮮やかな内に書き留めました。
オススメの教則本類を挙げつつ、既存書籍のどこにも無い練習アイディアと、初心者向けの馬鹿丁寧な説明に溢れてます。
組み立て方・立ち方・楽器の持ち方・ロックストロポジションなどマニアックで深い解説に加え、身体の上手な使い方についても言及。特に、
「よい音造り・アンブシュア操作柔軟性・運指操作確実化」の3つを兼ねた効率的で新しい練習法の紹介は新鮮。
併せて、
運指スピードアップ最大の壁を越えるための練習と、音階と和声の関係に仲良くなる入口ともなるアルペジオ練習の新提案も。
上級者には、音階&和声の関係ともっと仲良くなる糸口に。
サックス奏者ならではの悩み対策も新しい。
筆者はコレで素早く上達してます♪
<目次>
☆【予備編・頭部管のみで】
・倍音を混ぜて出す
・サックスとフルート、ココが違う!
・サックス奏者の悶絶ポイント
・人類は楽器を吹く為には生まれてない
・H足部管とリングキー
・呼吸法
・組み立て方
・立ちかた・効率良い呼吸
・フルート演奏時の立ちかた
・座りかた
・構え方というか持ち方
・ロックストロ ポジション
・「チカラ抜け」って?
・無駄なチカラの発生源
・精神的ストレスとコワバリ・供縮
・薬指は淋しん坊
・小さなアパチュアと呼気の射出角度
・高い音を綺麗に出すには
・ビブラート
・タンギング
・タンギングすると下手っぴに…
・ある一点を目指さないこと
・音域の呼び方
☆【前編】 よい音づくりと柔軟性獲得への導入
・低音域 気楽な B 〜 G
・低音域 G 〜 下の C
・跳躍と柔軟性・瞬発力への準備
・複数の指を動かす時に
・練習のポイントとなる音達
☆【中編】 一石三鳥にレッツトライ!
・より複雑な3音の動き
・「3音」の持つ意味
・短2度(半音)下から
・短2度(半音)上から
・長2度(全音)下から
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☆【後編】 運指スピードアップとアルペジオ
・難所突破パターンA&B
・折り返しと跳躍の網羅的練習
・調号のみを付け替えるってこと
・3度の練習について
・タファネル&ゴーベールとライヒェルト
・ホイッスルトーン
・倍音の練習
・アルペジオ=分散和音
・ロングトーンって言葉の功罪
・短くたってロングトーン 1秒から始めよう
・基礎練習ばかりしたって...
・上達段階に応じて...
・練習する、とは
(
武田和大)
